視点
ふと思い出した話。タクシーに乗って運転手に「景気いいねぇ」と声をかけてみる。すると運転手は「えっ」て顔をして「バカをいっちゃあいけませんよ、知っての通り今景気は最悪ですよ」なんて言ったりする。でも「そう?最近会う人会う人景気が良くなってきたって言ってくるんだけど…」と答えておく。するとその運転手は後から考え始めるわけだ。…景気が悪いのは俺だけ?何がいけない?どこがいけない? …何か状況が変わったわけじゃない。でも、今まで社会や他人の問題だったものが自分の問題になる。
同じ状況でも視点を換えれば別の見え方が出来る。見え方が換われば、対処方法も変わり、解決への手順も変わる。そもそも、何をもって解決とするか、その答えまで変化する。
視点を変えるだけ。それだけで今自分の目の前の景色は大きく変化する。自分の問題ではない、と思っていたものが自分の問題になる。自分の問題なら、自分が手出し出来る。解決に向けて動ける。…今まで他人の問題にしてきた多くに対して、どれだけ影響力を持って存在出来るか? それが社会の中での自分の価値だと僕は考える。
今まで他人のこととして切り捨ててきた問題が自分の問題に見えてきた時、それは同時に貴方の自分を取り囲む周囲からの存在価値の変化を意味するんだ。
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Comments
しかし、これを企業など雇用側の個人責任論に使われるのは堪らない。個としてこの視点は重要だが、立場を持つものは社会的責任について考えなければならない。…まあ景気の話ではなく、生き方の問題として捉えてほしい。